サッカーJ2のV・ファーレン長崎は、既に来季の契約を更新したブラジル出身のファビオ・カリーレ監督(50)が、今季ブラジル2部リーグに降格した「サントスFC」の監督に就任する最終意志を表明したと発表しました。
V・ファーレン長崎によりますと、クラブは11月、カリーレ監督と3年目となる来季の契約を結びました。しかし12月上旬、ブラジルでサントスFCとの契約交渉しているという報道が流れ、本人に確認したところ、来季も長崎で指揮を執る意向を確認しました。
しかし、19日監督側から、古巣のサントスFCと契約したいとの意思が示され、本人と電話会議を行いました。
20日早朝には、サントスFCが公式SNSでカリーレ監督との契約に合意したと投稿。午前、監督の代理人から「サントスFCに行きたい」との最終意思が示されました。
V・ファーレン長崎の髙田旭人会長兼社長は、「来季こそはJ1昇格」「チーム方針は今後も変わることはなく、目指すべき目標達成に向かって環境・体制づくりに全力で取り組んでいく」としています。