嘔吐や下痢を主な症状とする感染性胃腸炎が、佐世保地区で、警報レベルとなっています。
「感染性胃腸炎」は、細菌やウイルスなどの病原微生物が原因で、嘔吐や下痢の症状が出る感染症です。2月24日(月)から3月3日(日)までの1週間、県内44の定点医療機関が県に報告した「感染性胃腸炎」の報告患者数は432人と、前の週から46人減りました。
一方で、佐世保地区では定点当たりの報告数が19.0で警報レベルが続いています。
次いで、長崎地区が15.0人でほかの地区より多くなっています。
県感染症情報センターは、「予防には手洗いが重要、症状が出たら、直ちに医療機関を受診してほしい」と呼び掛けています。
また新型コロナの患者数は前の週から51人増え413人で、5週ぶりに増加。
一方、インフルエンザの患者数は、前の週から40人減り65人で、7週連続で減少しました。
定点あたりの患者数は0.93人で、今シーズン初めて1人を下回りました。