県内のインフルエンザ「流行警報」が7週ぶりに解除されました。
先月27日(月)から今月2日(日)までの1週間、県内70の定点医療機関が県に報告したインフルエンザの患者数は、526人で、前の週から604人減り、半数以下となりました。
1医療機関あたりの平均報告数は7.51人で、警報終息基準値の「10人」を下回り、7週ぶりに流行警報が解除されました。
一方で地区別でみると、長崎市、県北(平戸市・松浦市・佐々町)、対馬の3地区は、依然として10人を上回り、警報レベルの水準となっています
。年代別では、10歳未満が231人と最も多く(43.9%)、次いで10代が174人(33.1%)と、10代以下が7割以上を占めています。
新型コロナの報告患者数は540人で、前の週より19人減りました。
また、ノロウイルスなどに起因する「感染性胃腸炎」の報告患者数は290人と、前の週から43人増え、この1年で最多となっています。(定点報告数6.59、警報レベルは20人以上)
県感染症情報センターは、「今後も、手洗いやマスクの適切な着用、換気などの基本的な感染対策で、予防に努めてほしい」と呼び掛けています。