インフルエンザの報告患者数は、4週連続で減少しています。
一方で、感染性胃腸炎は、5週連続で増加していて、県感染症情報センターが注意を呼びかけています。
2月3日(月)から9日(日)までの1週間、県内70の定点医療機関が県に報告したインフルエンザの患者数は、308人で、前の週から218人減りました。
1医療機関あたりの平均報告数は4.40人で、4週連続で減少しています。
地区別でみると、県北(平戸市・松浦市・佐々町)が17人と、依然として10人を上回り、警報レベルの水準となっています。
年代別では、10代が116人で最も多く(37.7%)、次いで10歳未満が99人(32.1%)と、20歳未満が7割近くを占めています。
また、新型コロナの報告患者数は469人で、前の週より71人減りました。
一方で、ノロウイルスなどに起因し、嘔吐や下痢の症状が出る「感染性胃腸炎」の報告患者数は325人と、5週連続で増加しています。
県感染症情報センターは、「ノロウイルスはアルコール消毒が効きにくいため、手洗いが重要」と呼び掛けています。