県内では、嘔吐や下痢を主な症状とする感染性胃腸炎が、7週連続で増加しています。
今月17日(月)から23日(日)までの1週間、県内70の定点医療機関が県に報告した「感染性胃腸炎」の報告患者数は478人と、前の週から135人増え、7週連続で増加しています。(定点報告数10.86、警報レベルは20人以上)
年齢別で見ると、1歳が72人、2歳が65人、4歳が58人と続いています。
地区別では佐世保地区と長崎地区が、多くなっています。
県感染症情報センターは、「ノロウイルスなどアルコール消毒が効きにくいウイルスもあるため、手洗いが重要」と呼び掛けています。
また、けいれん性の咳発作を特徴とする「百日咳」の報告数も増加していて今年に入ってすでに10件の報告があり、去年1年間の倍以上となっています。
(去年4件)