宇佐美武史記者:
「現場は下り坂の左カーブです。ジャンボタクシーが法面に衝突しています」
昨夜7時半ごろ、10人が乗り、稲佐山中腹の道路を下っていたジャンボタクシーが左カーブを曲がり切れず、反対車線の法面に正面衝突しました。
ジャンボタクシーには、県外から訪れた高齢の女性8人と男性1人の乗客と、県内の50代の男性運転手が乗っていて、10人全員が救急搬送されました。
長崎署によりますとほぼ全員がけがをし、現時点で女性客1人が骨折と診断されたということです。
事故のため通れなかった人:
「電話をしてる人がいたんですけど、その人の話では上から下って来て、ブレーキが利かずにそのままドーンといったというふうな、感じでは言ってました。ここら辺は結構凍結しやすい場所、雪が降ったら解けにくいので、ここは気を付けています」
現場は山沿いのカーブが続く片側1車線の道路で、路面凍結の恐れがあるため、チェーン・スノータイヤ規制が敷かれ、ジャンボタクシーはスタッドレスタイヤを装着していました。
警察は、ジャンボタクシーがスリップした可能性が高いとみて、事故の原因を調べています。