大学入学共通テストが今週末に迫る中、県内のインフルエンザの患者数は4週連続で「警報レベル」となっています。
6日(月)から12日(日)までの1週間、県内70の定点医療機関が報告したインフルエンザの患者数は、3294人で、前の週から102人増えました。
1医療機関あたりの患者の平均報告数は47.06人で、4週続けて「警報レベル」の基準値30人を上回りました。
地区別では県北が70人以上で最も多く長崎市と県南で50人を上回るなど五島をのぞく地区で「警報レベル」を超えています。
年代別にみると、子どもが半数以上を占めていて、10歳未満が40%、10代が16%となっています。
一方、国内で初めて確認されてから15日で5年となった新型コロナの患者報告数は589人で、前の週より238人増え9週連続で増加しました。
今週末は大学入学共通テストで受験シーズンが本格化します。県感染症情報センターは、手洗いやマスクの適切な着用、換気などの対策を取るよう呼びかけています。