発熱や頭痛、せきなどの症状が出るマイコプラズマ肺炎の報告数が増加傾向となっています。
今月4日(月)から10日(日)までの1週間、県内70の定点医療機関が県に報告したマイコプラズマ肺炎の報告数は、前の週より6人減り、24人となりました。24人中20人が14歳以下です。
1医療機関当たりの報告数は、現行の調査方法となった1999年以降最多を記録した先週の2.5人から0.5人減り2人となりましたが、依然として高い水準です。
特に長崎地区で4.67人、佐世保地区で4.00人と、都市部で多くなっています。
県環境保健センターは、「予防には手洗いやうがいの徹底が有効で、咳が続く場合は早めに医療機関を受診してほしい」としています。
一方、新型コロナの報告患者数は、前の週から1人増え、49人となりました。
1医療機関あたりの報告数は0.70人で、4週続けて「1人未満」となっています。