インフルエンザ患者の報告数が6週連続で増加し、流行期に入っています。
県環境保健研究センターは感染予防やワクチン接種を呼び掛けています。
先月21日(月)から27日(日)までの1週間、県内70の定点医療機関が県に報告したインフルエンザ患者の報告数は、前の週より15人増え、101人となりました。6週連続の増加です。
年齢別で見ると、10歳未満と10代が、7割以上を占めています。1医療機関当たりの報告数は1.44人で、流行開始の目安の「1人」を3週連続で上回り、今後、患者数の増加が懸念されます。
また、主に乳幼児がかかり、水疱性の発疹が特徴の「手足口病」の報告数は、前の週より54人増え、223人となりました。1医療機関あたりの報告数は5.07人で、6月中旬から19週連続で警報レベルとなっています。
新型コロナの報告患者数は、前の週から8人増えて、69人となりました。1医療機関あたりの報告数は0.99人で、2週続けて「1人未満」となっています。
県環境保健研究センターは、インフルエンザの流行期に入っているため、手洗いや場面に応じたマスクの使用、換気などで予防を心掛け、希望する人は、ワクチンの接種を呼びかけています。