俳優の西田敏行さんが亡くなりました。76歳でした。
西田さんは、映画「釣りバカ日誌」のロケなどで、たびたび県内を訪れていました。
2005年5月10日。「第二西海橋」の橋げたの閉合式の日に、西田敏行さん(当時57)と、2013年に亡くなった三國連太郎さん(当時82)の姿がありました。実はこの式、映画「釣りバカ日誌16」のワンシーンなんです。本物の式は、この日の午前に終わっていて、午後、ロケのため、当時の知事らも参加して同じ様な式典を開きました。「ハマちゃん」、「スーさん」の名コンビ。映画は22作を数えました。
西田敏行さん(2005年8月10日舞台挨拶):
「一番面白い作品だなと思います。本当にありがとうございます」
長崎県を舞台にした「釣りバカ日誌16 浜崎は今日もダメだった♪♪」は、県内に約29億円の経済効果をもたらしました。
関係者によりますと、西田さんは17日、都内の自宅のベッドの上で亡くなっているのが見つかったということです。詳しい死因などはわかっていません。
西田さんは、映画「釣りバカ日誌」シリーズをはじめ、数多くのドラマや舞台で幅広く活躍。1981年には「もしもピアノが弾けたなら」で日本レコード大賞金賞を受賞しています。