主演は長崎出身の俳優。あの名バイプレイヤーも出演です。来年2月、佐世保市で上映される短編映画のロケが行われました。
短編映画「白縹」のロケが、佐世保市城間町の酒蔵「梅ヶ枝酒造」で行われました。
防災文化協定でつながる佐世保市と東京・渋谷区の親善イベント「渋谷TANPEN映画祭CLIMAX at佐世保」の出品作です。実行委員会は地域創生や人材の育成を目的に佐世保と渋谷を舞台にした短編映画1本を毎年制作していて今年で7作目です。
今作は梅ヶ枝酒造を舞台に、理想の酒が作れずに悩む兄と、親に反抗し東京に出た妹。そして、不器用な父との交流を描く家族の物語です。
主演の兄妹を務めるのは、オーディション参加総数274人の中から選ばれた俳優、31歳の寺尾海史さんと、NCCの情報番組「トコサタ」にも出演している長崎市出身の21歳・永田凜さん。父親役はドラマ「相棒」シリーズなど数々の作品に出演してきたバイプレイヤーの相島一之さん(62)が演じます。
永田凜さん:
「他の作品も気合は入るが、地元というのもあって良くしたい思いが一段とあるので気合が入っている」
相島一之さん:
「長崎弁しゃべれるの?」
永田凜さん:
「しゃべれますよ!しゃべれてるじゃないですか!」
相島一之さん:
「しゃべって、しゃべって!」
永田凜さん:
「でんでらりゅうば聞いてください!」
永田凜さん:
「所々に笑いがあったりしんみりするところもあれば、最後は温かくなる作品。まだまだ今から撮影があるが、そのシーンを撮影するのが楽しみ。もっとみんなで良い作品にできたら」
「渋谷TANPEN映画祭CLIMAXat佐世保」は来年2月10日(土)と翌11日(日)の2日間、島瀬公園やアルカスSASEBOで開かれます。今回撮影された「白縹」を含む25分以内の短編映画が上映され、最高賞の「ゴールデン・バーガー賞」を決定します。