長崎県内の新型コロナウイルスの患者数は、2週連続で増加しました。
先週1週間、、県内70の定点医療機関から県に報告された新型コロナウイルス患者は375人で、前の週より70人多く、2週連続で増加しました。
また1医療機関当たりの平均患者数が5.36人と、3月末以来3カ月ぶりに「5人」を超えました。
定点当たり報告数を地区別でみると、県南地区が最も多く10.25人、上五島地区8.67人、県北地区6.5人と他の地区に比べ、多くなっています。年齢別では、50代が56人と最も多く、70代が45人、40代が43人と続いていて、10代を除く全ての年代で前の週より増加しています。
県環境保健研究センターは、「去年は、6月末から7月末にかけて、急増しているので、場面に応じたマスク着用、手洗い、換気、三密の回避など、基本的な感染対策に努めてほしい」としています。