県は、目視できないドローンが人が住む地域の上を飛行し荷物を運ぶ実証事業を今月上旬から五島市で実施すると発表しました。
今年6月、県はドローンの「有人地帯の目視外飛行(レベル4飛行)」の規制が緩和された国の「国家戦略特区」、「新技術実装連携“絆”特区」に福島県と共に全国で初めて指定されました。
実証事業は、国が採択した愛知県の総合商社「豊田通商」が今月上旬から実施し、五島市で医薬品などのドローン配送を行う「そらいいな」も協力します。
沖縄を除く九州地区で初めて医療機関への医薬品の配送や、住民への荷物の配送などを有人地帯の目視外飛行(レベル4飛行)で実施し、実用化に向けた課題を検討していきます。
また、松浦市では、無人地帯を飛行するドローンの映像を人ではなくAIに確認させることで少ない人員で複数のドローンの飛行を実現させる実証事業を東京の電通総研が実施します。