SNSのフォロワー数26万人の女子高校生が、佐世保市でドローンの国家資格の取得に挑みました。
世古乙羽さん:「わー難しい!」
1月に16歳になったばかり。東京ガールズコレクション「高一ミスコン2023」でグランプリに輝いた千葉県出身のアーティスト世古乙羽さんです。
佐世保市でドローンスクールの運営や販売、修理などを行う「フライトパイロット」。世古さんはこの会社のモデルとしても活動していて、この日は16歳から取得できるドローンの国家資格に挑戦しました。佐世保市の副市長も応援に駆けつける中…。
世古乙羽さん:
「右よし、左よし、後方よし、前方よし、上空よし、安全確認大丈夫です。離陸します」
講師:
「それでは少し高度を上げてみましょう」事前にオンラインの講習や8時間の飛行訓練を千葉県で行い、長崎県での修了審査に挑みます。
講師:
「きょうは風が強かったんですけど、しっかり操縦していましたので上手です」
世古乙羽さん:「(着陸して)おー!(笑顔)」
フライトパイロットでは、国土交通省の委託を受け、能登半島地震の被害調査を行うなどドローンの活用方法は広がり続けています。
世古乙羽さん:
「すごくドキドキですけど、新しいチャレンジですごくうれしい。ダンスの自分の撮影だったり、お父さんがサーフィンやっているので上から撮って大好きな海を映したり。災害など危なくて行けない場所にドローンで撮影に行って誰かの役に立てたら。そういう活動もしていきたい」
ますます広がるドローンの世界に世古さんは目を輝かせます。
世古乙羽さん:
「未来はクルマがドローンになるとか、すごく活躍、それを先取りという高校1年生です!」
世古さんはスクールでの試験に見事合格しました。今後、国の学科試験を受けて、3月中のライセンス取得を目指します。