九州の林業関係者らが技術の発展に向け意見を交わしました。
九州地区交換研修大会には九州の林業関係者約150人が出席し、後継者の育成対策や地域振興などについて話し合いました。
特別講演で諫早市のハウスメーカー、ヤベホームの矢部福徳代表は、住宅などの建設で排出される温室効果ガスを植林や森林の保護活動に投資することで相殺する「カーボン・オフセット」の取り組みを話しました。
ヤベホーム・矢部福徳代表:
「林業の二酸化炭素の吸収量を売買にできる、そういう環境ビジネスが非常に今から主流になってきてますので、二酸化炭素削減と林業の再生ですね、そこら辺を共にできていけば日本経済にとって非常に良いのかなと思って話をさせていただきました」
林野庁は9月5日、森林づくり活動を通じて、カーボンニュートラルの実現などに貢献する企業の取り組みを顕彰する「森林×ACTチャレンジ2024」で林野庁長官賞にヤベホームが選ばれたと発表しました。