県内の新型コロナウイルスの報告患者数は5週連続で減少しました。一方で、手足口病は11週連続の警報レベルとなっています。
8月26日(月)から9月1日(日)までの1週間、県内70の定点医療機関が県に報告した新型コロナウイルスの患者は447人で、前の週より240人減り、5週連続で減少しました。
1医療機関当たりの患者数は平均6.39人で、年齢別では、70代が最も多い60人、次いで80歳以上が59人、60代が50人などとなっています。地区別では、対馬、上五島、県北がほかの地区より多くなっています。
一方、主に5歳以下の乳幼児がかかりやすく、手足や口の中に水疱性の発疹が生じる「手足口病」の患者数は前の週より96人多い362人で、11週続けて警報レベルとなりました。
県環境保健研究センターは、「新学期が始まり、集団生活が増えると、新型コロナの感染拡大の可能性があるので、引き続き場面に応じたマスクの着用や手洗い、換気、三密の回避など基本的な感染対策に努めてほしい」としています。