県内の新型コロナウイルスの報告患者数は4週連続で減少しました。
一方で、手足口病は10週連続の警報レベルとなっています。
8月19日(月)から25日(日)までの1週間、県内70の定点医療機関が県に報告した新型コロナウイルスの患者は687人で、前の週より33人減り、4週連続で減少しました。
1医療機関当たりの患者数は平均9.81人です。
年齢別では、80歳以上が最も多い89人、次いで50代が88人などとなっています。
地区別では、対馬、上五島、県南がほかの地区より多くなっています。
一方、主に5歳以下の乳幼児がかかりやすく、手足や口の中に水疱性の発疹が生じる「手足口病」の患者数は前の週より63人多い266人で、10週続けて警報レベルとなりました。
ほかにも主に5歳から15歳の子どもがかかりやすく、突然の発熱や喉の痛みなどの症状が出る「A群溶血性レンサ球菌咽頭炎」の患者数は、前の週より50人増え、警報レベルの117人でした。県環境保健研究センターは、「これから新学期が始まり、集団生活が増えてくる」として、「引き続き、場面に応じたマスクの着用や手洗い、換気、三密の回避など基本的な感染対策に努めてほしい」としています。