県内の新型コロナウイルスの患者数が4週連続で増加しています。
また手足口病の患者も増加し、県内ほとんどの地域で、警報レベル値を超えました。
県内70の医療機関から県に報告された新型コロナウイルス患者は883人で、前の週より273人増え、4週連続で増加しました。
1医療機関当たりの患者数は平均で12.61人と、2月上旬以来、5カ月ぶりに、12人を超えました。
年齢別では10代の感染者数が最多の156人で、諫早市では、市立中学校1校が、10日から12日までの3日間、学級閉鎖となっています。
また、主に5歳以下の乳幼児の手足や口の中に発疹が生じる「手足口病」は、壱岐・対馬を除く、県内のほぼ全域で警報レベルの報告数となっています。患者数は470人と前の週から84人増えました。
県環境保健研究センターは、「暑さ対策も行いつつ、こまめな換気をするなど、感染症対策にも努めてほしい」としています。