大石知事が初当選した2022年の知事選をめぐる「政治とカネ」の問題で、知事の後援会の元関係者が新たに4件の告発状を長崎地検に提出したと発表しました。
元関係者は、9つの医療法人などからの286万円の「迂回献金」疑惑について、知事の後援会が、江県議の後援会に支払った「返済金」は「事後買収」だとして、公職選挙法違反の疑いを主張しています。
また、知事選期間中、選挙運動の支出金額の制限額約3200万円を超える約4900万円を支出したとして公職選挙法違反の疑いなどを主張しています。
このほか、後援会の政治資金収支報告書や、選挙運動費用収支報告書に虚偽の記載をしたとし政治資金規正法違反や供託金を不正に受け取った所得税法違反の疑いで計4件の告発状を6日付で長崎地検に提出したとしています。
これに対し知事は…。
大石知事:
「すみません、承知しておりませんのでコメントできません」
知事は「迂回献金を受け取ろうという意思や思いはなかった」と改めて強調しました。