県内の新型コロナウイルスの感染者が急増しています。
全国的に、感染力の強いオミクロン株の新たな変異株「KP.3(ケーピー・スリー)」が流行していて、「第11波」に入ったとも言われています。
先週1週間(7月8~14日)、県内70の定点医療機関が県に報告したコロナ患者は1568人で、前の週より685人増え、5週連続で増えました。
1医療機関当たりの平均は22.40人で、去年7月31日からの1週間以来(~8月6日)、約1年ぶりに20人を超えました。
年齢別では、10代が最多の336人、次いで10歳未満が275人で、ともに前の週から倍増しました。
新型コロナの感染者数は全国的に右肩上がりで、「“第11波”に入った」とも言われています。県のゲノム解析によると、国内で置き換わりが進むオミクロン株の新たな変異株「KP.3(ケーピー・スリー)」は4月に1件、確認されています。
県環境保健研究センターは、「基本的な感染対策に努めてほしい」としています。