連覇を狙う国見と2年ぶりの優勝を目指す長崎総科大附属がインターハイ出場を懸けて戦いました。
決勝に勝ち上がったのは、去年の覇者で、インターハイベスト4の第1シード・国見。1月の県新人大会で国見に敗れ、リベンジに燃える第3シード・長崎総科大附属が挑みます。
まずは前半9分、青と白のユ二ホームの国見!切封のクロスにフォワード西山が頭で合わせたボールはゴール左隅へ!最初のチャンスをものにし、先制点を奪います。
一方、エンジと黄色のユニホーム総科大附属。15分には6日の準決勝ハットトリックを記録したフォワードの坂本!ここは大きく枠を外れます。前半終了間際にも坂本が中へと切り込み、相手の徹底マークを交わしながらシュートまで持ち込みますが、ゴールはなりません。前半は、国見が1点リードで試合を折り返します。
エンドが変わった後半11分、追い付きたい総科大附属は抜け出した坂本!体を預け反転しながらゴールを狙いますが、ここはうまくミートしません。
一方、突き放したい国見は16分、古川のクロスに逆サイドにいた門崎が頭で合わせますが、惜しくも枠の外。その後も再三、国見は相手ゴールを脅かしますが、追加点を奪えません。
対する総科大附属も25分、相手ゴール前にまで迫りますが、ここは松下がボールを収めきれず。相手の体を張った守備にも阻まれます。総科大附属は最後まで気迫を見せましたが、国見が1対0で逃げ切り、2大会連続でインターハイ出場を決めました。
国見・西山蒔人選手(3年):
「今回の試合も絶対に決めようと思っていたので、決められてチームの勝利につながったのでよかった。去年ベスト4で終わってしまったので優勝だったり、もう一個上のステージを目指して頑張りたい」
国見・松本優里選手(3年):
「自分たちの目標は三冠なので、まず二冠が達成できて素直にうれしいです。今年の目標は全国制覇なので、まだ時間があるので、もっと成長できると思うので練習から頑張っていきたい」
総科大附属・坂本錠選手(3年):
「悔しいです。前半チャンスがあった中で自分が決められなかったから、1対0で負けたんだと思います。チーム全体でレベルアップして絶対にリベンジしたいと思います」
優勝した国見と準優勝の総科大附属は、6月15日から大分県で始まる九州大会に、国見は7月27日から福島県で始まるインターハイに出場します。