熱戦が続く県高総体は、サッカー男子の準決勝2試合が行われました。
準決勝に勝ち上がったのは、去年の覇者で、インターハイベスト4の第1シード・国見。第4シードの鎮西学院を破り、3年ぶりに4強入りを果たした諫早商業が挑みます。
前半3分、青と黄色のユ二ホーム国見はコーナーキックのチャンス。キッカー門崎のクロスをフォワード西山が右足でうまく合わせゴール。国見が先制します。
一方、エンジのユニホーム諫早商業は15分。柿平がハーフウェーライン手前でこぼれ球を拾い、抜け出した小川へ。小川は、自ら運びますが、ボールは、相手キーパーの正面。
さらに諫早商業は22分、小川からのコーナーキックをフォワード松永が頭で合わせますが、惜しくもゴールポスト右に。
追加点を狙う国見は原田!しかし、ここは、諫早商業のキーパー濱崎がナイスセーブ!
国見が1点リードで試合を折り返します。
エンドが変わった後半7分、諫早商業の秋山がボールを奪い、左サイドからゴール前へ。惜しくも味方に通りません。8分、フリーキックを得た国見は、門崎のクロスを西山!先制点を挙げた西山のヘディングで、国見が2対0。
さらに20分、稲富からのパスをミッドフィールダー門崎がきっちり決め3点目。
国見が3対0で諫早商業を破り、決勝進出を決めました。
国見3年西山蒔人選手「きょうは勝てたけど、明日勝たないと何の意味もないので僕が決めてチーム勝たせないといけないので明日も頑張って決めてチーム勝たせたいと思います」
国見3年門崎健一選手「まずここを乗り越えて決勝に行けたというのはとても良かったと思います。去年の選手権で総科大附属に決勝で負けているので、その借りを返せるように勝って全国に行きたいと思います」
諫早商業馬場悠矢主将「立ち上がりに決められたのがきつかったけど、チーム一丸となって最後まで戦えたかなと思います。選手権ではリベンジ出来るようにこれから頑張っていきたいと思います」
準決勝第2試合は、去年11月の選手権県大会を制した第3シード・長崎総科大附属に、第2シードの長崎日大を下し初めてベスト4に進んだ佐世保実業が挑みます。
前半19分、スローインからのこぼれ球を坂本が押し込みますが、佐世保実業のキーパー川島が冷静に守り、スコアレスで試合を折り返します。
エンドが変わった後半開始早々、総科大附属は、田中が左サイドからゴール前にクロスを上げ、こぼれ球を坂本!エース坂本のゴールで総科大附属が先制します。
さらに16分、宇土からのコーナーキックを坂本が頭で合わせ2点目。
一方、緑のユニホーム佐世保実業は、川元が前へ抜け出した⑩横田へ。横田は相手を交わしシュート!しかし、ボールは、わずかにクロスバーの上。
総科大附属は31分、松下からのクロスを坂本がヘディングで3点目。ハットトリックを達成します。
勢いが止まらない総科大附属は、1年生の竹嶋がダメ押しの4点目。
総科大附属が4対0で佐世保実業を下し、2年ぶりの決勝進出です。
長崎総科大附属3年坂本錠選手】「前半入りから自分が決めきれないシーンが多くて、チームに迷惑かけたんですけど、後半入りに決められて良かったです。絶対全国行きたいんで、国見倒して勢い乗って全国に行きたいです」
佐世保実業3年小潟和輝主将「悔しいです。ベスト4に入れたのは、大きい経験だったのでしっかり修正して、次につなげたいと思います」
連覇を狙う国見と2年ぶりの優勝を目指す長崎総科大附属との決勝戦は、7日(金)午後1時からトラスタで行われます。