女子13校、男子11校が出場した県高総体ハンドボール。インターハイを目指す熱戦は手に汗握る大接戦でした。
女子決勝は、3月の全国選抜大会に出場した白のユニホーム佐世保商業と、4月の県春季戦で優勝したオレンジのユニホーム、純心女子の対戦です。序盤は、共に堅い守備に阻まれる一進一退の攻防。
7対7の同点で迎えた前半24分、均衡を破ったのは、純心女子の向井。ゴール前に倒れこみながら得点。
対する佐世保商業もその1分後でした。キャプテン甲斐がゴール前にボールを持ち込み、フェイントから橋口!再び同点に持ち込みます。
エンドが変わった後半。試合の流れを作ったのは純心女子のキャプテン小笹でした。16対16の同点で迎えた後半18分。鮮やかなシュートで点差を広げると、その40秒後、さらにその1分後、小笹の3連続得点。一気に流れを持ち込みます。
対する佐世保商業も粘りますが、点差を縮められず。後半だけで7得点のキャプテン小笹の活躍もあり、22対20で純心女子が21年ぶりのインターハイ切符を勝ち取りました。
純心女子3年小笹主将「うれしいです。絶対負けないぞって気持ちでディフェンスもオフェンスも全力でやりきりました」
純心女子2年向井「速攻で点を取ってまたインターハイでも勝てるようにしたい」
一方敗れた佐世保商業は…。
佐世保商業3年甲斐主将「悔しいです。2週間後に九州大会があるからそこで悔いなく終われたらいいなと思います」
一方、黄色のユニホーム・瓊浦と、赤のユニホーム・長崎日大の対戦となった男子決勝は、去年のインターハイ準優勝メンバーを有する瓊浦が序盤から試合の流れを支配します。
日大も粘りますが、21対17で瓊浦が2年連続のインターハイ出場を決めました。
瓊浦3年齋藤主将「ほっとしています。前回の先輩(インターハイ準優勝)に負けないような試合をして優勝狙っていきます」