北部九州インターハイの卓球競技会場のシーハット大村で行われた県高総体卓球の学校対抗戦。シングルス4試合とダブルス1試合、5ゲームズマッチの3ゲーム先取で行われました。
男子決勝は、男女各上位2校のインターハイ切符を既に手にした第1シード鎮西学院対第2シード瓊浦。鎮西は、シングルスとダブルスに勝利し、瓊浦はシングルス2試合に勝利。
両校2勝2敗で勝敗を懸けた第5試合はシングルス、鎮西2年山口浬と、瓊浦2年酒匂颯太のライバル対決です。
試合は取られたら取り返す展開で両者一歩も譲らず、最終第5ゲームまでもつれる大接戦。第5ゲーム、鎮西・山口が4連続ポイントを奪い、5対2とリードでコートチェンジすると、今度は瓊浦・酒匂が山口を左右に揺さぶる攻撃などで7対7の同点に追いつきます。
ここから火が付いたのは、鎮西・山口でした。コートの隅を狙い、マッチポイント。このまま山口が壮絶な打ち合いを制し、鎮西学院が3対2で優勝しました。
鎮西・山口「高総体の結構前からここで勝つために練習してきたので勝ててとてもうれしいです。」
一方、女子決勝は、鎮西3年・キャプテンの野田がシングルスとダブルスで勝利しチームを引っ張り、長崎女子商業にストレート勝ちを収め、鎮西が男女アベック優勝を果たしました。
鎮西・野田「今年は(インターハイが) 長崎でもあるのでしっかり1位で通ってより良い状態でインターハイまでいけるように先を見据えて絶対勝ちたいと思いました」