港の工事に興味を持ってもらおうと、現場で使うクレーン船の見学会が開かれました。
見学会は長崎市の建設会社「上滝」と長崎港湾漁港事務所が主催し約30人の親子が参加しました。「上滝」は、300トン吊旋回起重機船「海竜」を使い長崎港内の古くなった浮桟橋の改良工事などを行っています。子どもたちは船に乗り込み、実際に作業で使う機械を使ってみたり、桟橋を吊り上げるクレーンの操舵室に入ったりしました。そして高さ約45メートルのクレーンが動く姿を間近で見学しました。
小学1年生:「すごく楽しかった。(仕事は)めちゃくちゃ大変だと思った」
小学1年生:「運転する所が興味持てた。(将来は)船に乗って仕事がしたい」
上滝土木部工事課・白丸善継課長:
「(県内は)離島が多いので港湾工事が他県より多くこういう体験をしてもらって、(建設の)仕事に就いてもらいたいという気持ちを込めて開催している」
海に囲まれた長崎県。子どもたちは見学会を通して港の仕事についてより身近に感じたようでした。