県内の水産業を盛り上げようとオンラインコミュニティーを活用したプロジェクトの実証実験が始まりました。
「長崎のうまいサカナの未来をつくる」がテーマの地域共創型オンラインコミュニティー「おさかなだお長崎」は、東急不動産ホールディングスと北海道に本社を置くベンチャー企業「MeTown」が共同で開始しました。
1日(木)、東京・渋谷区でキックオフイベントがあり、長崎市出島町の「CO-DEJIMA(コデジマ)」では、県内の水産事業者や県庁職員など9人がオンラインで参加しました。
オンラインコミュニティー「おさかなだお長崎」は、長崎の水産業を盛り上げたいと、県内の水産事業者や全国から集まった有志など111人で構成します。県産水産物の販路拡大や事業者の後継者不足についてなど長崎の海に関わる課題の解決に向けてコミュニティーのメンバーが主体となって検討し、地域創生に貢献します。
昌陽水産・長野陽司社長:
「いろんな人たちがいるので、そういう人たちに長崎の魚をもっと知ってもらって、食べてもらって、長崎の魚おいしいと広がっていければなと」
実証実験の期間は約1年間で、将来的には長崎の海の幸の魅力を全国に波及させていきたいとしています。