1万5千個の極彩色のランタンが冬の長崎を彩る「長崎ランタンフェスティバル」の開幕まであと2日となりました。このあと午後7時ごろから試験点灯が始まります。
メイン会場のひとつ現在の湊公園の様子です。今年の干支「辰」にちなんだメインオブジェ「九鯉化龍(ジュウリィファーロン)」が点灯の時を待っています。
湊公園のとなりの新地中華街を彩る550個の赤いランタンは今回、全て新調されたそうです。明かりがつくと奇麗でしょうね。このあと午後7時ごろからはランタンやオブジェに不備がないかを確認する試験点灯が行われます。
ランフェスムードに包まれたきょうの街の様子をスケッチしてきました。
午前10時すぎの眼鏡橋周辺の様子です。黄色いランタンが飾られ、観光客らが足を止め、記念撮影をしていました。
横浜から観光客:
「活気があるなと。横浜の中華街はこんな風なのは見たことがないからいいなと思う」
浜市アーケードには、赤いランタンとともに中国ムードたっぷりの数多くのオブジェが設置されています。龍のオブジェは空を飛んでいるようです。恋愛成就の神様「月下老人」もスタンバイしています。湊公園周辺では、長崎名物のグルメ「ハトシ」や「中華菓子」などのブースの設置が進んでいました。
9日(金)の前夜祭では、湊公園と賑町の中央公園で午後5時から来場者に手持ちのランタンが配布され、翌10日(土)の午後5時半からは同じ会場で点灯式が行われます。
4年ぶりにフル開催される「長崎ランタンフェスティバル」は9日(金)から25日(日)までの17日間。17日土曜の午後は、福山雅治さん(55)と仲里依紗さん(34)が皇帝・皇后役を務める皇帝パレード特別版が行われるほか、「媽祖行列」など多彩な催しが繰り広げられます。