今年度、スポーツで輝かしい成績を収めた選手や団体が表彰されました。
世界大会や全国大会で特に優秀な成績を収めた「県スポーツ特別賞」は、15人が受賞しました。(個人15・団体0)
島原高校レスリング部2年の小川大和選手は、去年8月、トルコで開かれた「17歳以下世界選手権男子フリースタイル51キロ級」で優勝。初めて出場した世界大会で、見事、世界の頂点に立ちました。
小川大和選手:
「(強みは)カウンター、相手が先に技を仕掛けた後に、自分が仕掛ける、そこが僕の強み。(各年代の)世界選手権で全部優勝して最終的にはオリンピックで優勝できるように頑張る」
今年は夏に、長崎を含む北部九州で開催されるインターハイ初優勝にも期待が懸かります。
小川選手:
「今年の1年間は55キロ級で、国内のタイトルを全部取りにいきたい」
パラ卓球でも世界チャンピオンが誕生しました。三菱重工長崎所属の太田歩美選手(22)は、去年7月、台湾で開催された「パラオープン女子ダブルス」で兵庫県の選手とペアを組み優勝。左シェークから繰り出す得意のスマッシュで、自身初の世界一に輝きました。
太田歩美選手(21):
「積極的に攻めていくところが自分の強み。(世界一について)なんかまだ実感が湧かないが、でもチャンピオンになれたという気持ちは少しはある。パリパラリンピック出場を目標にしているので、まずは国内や国外でいい成績を出して、パラリンピック出場につなげたい」
パラリンピックで「知的障害クラス」のある競技は水泳、陸上、卓球の3競技だけです。太田選手は、6月の全国大会で好成績を収め、パリパラリンピック出場を狙います。今年度は個人109人と、38団体が表彰されました。