死者・行方不明者630人を出した諫早大水害から66年となった25日、犠牲者を追悼する「万灯川まつり」が開かれました。
「諫早万灯川まつり」は1957年7月25日(昭和32)の諫早大水害で犠牲となった630人の追悼と、より安全で美しい街づくりを目指し、諫早市が毎年開いていて今年で66回目です。新型コロナの5類引き下げを受けて今年は4年ぶりにコロナ禍前と同様、本明川の河川敷に約1万8千本の万灯が設置されました。約5千本の万灯も川に流し、市民らが犠牲者を悼みました。
大久保潔重諫早市長:「近年、集中豪雨や台風、地震等の自然災害が日本全国で頻発しており、諫早市においてもいつ大きな災害が起こるか気の抜けない状況であります。市民一人ひとりが日頃から防災意識を持ち続けることが重要であると思います」
午後8時半からは約2千発の打ち上げ花火が夜空を彩り、訪れた多くの人を魅了しました。