核兵器禁止条約の発効から3年となった22日、長崎の被爆者らが集会を開き、日本政府に条約への参加を訴えました。
「核兵器禁止条約の会・長崎」が開いた集いには被爆者や高校生平和大使らおよそ120人が集まりました。
核兵器禁止条約は核兵器の開発や保有、使用、威嚇などを禁じるもので、2021年1月に発効しました。日本は、アメリカなど核保有国が1カ国も参加していないことなどを理由に、参加していません。
長崎原爆被災協・田中重光会長(83):
「核兵器禁止条約は世界の人々の希望の光です」
参加者は、原爆が炸裂した午前11時2分に黙とうを捧げ、政府に一刻も早い署名・批准を訴えました。