7シーズンぶりのJ1復帰に向けて、サッカーJ2のV・ファーレン長崎が始動です。J2の大分トリニータで昨シーズンまで監督を務めた下平ヘッドコーチ(52)の指揮のもと、今シーズンの練習が18日からスタートしました。
新加入MF・五月田星矢選手(21):
「J1昇格はJ2優勝の先にしか自分たちはないと思っている。今年はなんとしてもJ2優勝をチームで達成したい」
新加入選手9人を含む32人の選手は、駆けつけた約140人のサポーターやファンの前で挨拶をした後、練習をスタートしました。カリーレ監督の契約問題が未解決のため、暫定で指揮を執る下平隆宏ヘッドコーチ(52)は、自らボールを使い、選手とコミュ二ケーションを取りながら指示を出していました。
下平隆宏ヘッドコーチ(52):
「色々クラブの状況がある中でこういう大役を授かって非常にやりがいを感じている。選手と一体になって指導していきたいし、強くするためにはそういうことも必要かなと」
ゴールキーパーからのビルドアップなどボール保持率を高めるためのパスを中心に、午前中は、約2時間、練習を行いました。
昨シーズンのキャプテン・DF米田隼也選手(28):
「新しいメンバーが加わってきてより新鮮な気持ちで練習を迎えることができた。去年あれだけ悔しい思いをして、それを絶対取り返しに行く気持ちを持って、ぶっちぎりでJ2優勝を目指していく覚悟を持って今年やりたいと」
下平隆宏ヘッドコーチ(52):
「新しくスタジアムが出来るこの年に、しっかりJ1に昇格という目標がある中で、その責任をすごく感じている。いいチームをつくっていって開幕までにいい準備をしていきたい」
V・ファーレンは、2月23日(金)以降の開幕戦に向け、1月29日(月)から2月10日(土)まで沖縄でキャンプを行います。