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2024/1/15(月) 18:51

上半身裸の男たちが大乱戦!諫早市楠公神社で奇祭「畳破り」

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上半身裸の男たちがぶつかり合い、互いにわらをこすり付け合う奇祭「畳破り」が諫早市で行われました。70代の男性も大ハッスル。一瞬ヒヤッとするハプニングも…。

南北朝時代の武将楠木正成を祭る楠公神社で行われた約260年の歴史を持つ奇祭「畳破り」。千早城に立てこもる楠木軍に幕府軍が攻め入った「千早城の攻防(1333年)」を再現したといわれています。参道には4年ぶりに露店も出て、コロナ禍前のにぎわいが戻ってきました。拝殿では楠木軍に扮した男たちが守り手の準備を始めていました。腹にさらしを巻き、一枚の畳を立てて、城に見立てた拝殿に立てこもります。一方、攻め手は鎧に見立てて結んだわらを頭にかぶり、準備を進めていました。

参加者:(Q.盛り上がっていますね)「空元気でしょ(笑)」
参加者:「楽しいね~楽しい」

みんな始まりの瞬間を今か今かと待っていました。そしてついに・・・。幕府軍が畳を一気に押し、倒れ込みます。続いて男たちは稲の魂が宿り、ご利益があると言われるわらを激しく互いの体にこすりつけます。両軍入り乱れ、全身わらまみれです。集まった観客からは笑い声が響きました。次に「弓取り」。的をめがけて放った縁起物の竹の矢を男たちが奪い合います。

東悦大さん(48):
「息子が放った矢だけは取りたかったので、頑張って前に行って取りました」

最後に餅まきをして詰めかけた見物客にも福をお裾分けしました。祭りを終えて、参加者は…。

攻め手・山本伸幸さん(72):
「畳破りだけが楽しみやけん。1年に1回ぞ!」
(Q.来年も参加する?)「来年はまだ生きとれば!」

白浜町・酉越和則自治会長(69):
「去年以上に熱気のある祭りだったと思っています。子どもたちがこの祭りを見て大人になったら私もこの祭りに参加しようと思ってくれるのが一番ですね。この祭りがなかったら(白浜町の)正月は明けない」

とてつもない熱気と笑い声に包まれた「畳破り」。参加者はこの1年の豊作と無病息災を願っていました。

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