懐かしい正月の遊びを集めた「昭和おもしろ遊び塾」が東彼・波佐見町で開かれました。
昭和おもしろ塾実行委員会・尾上和孝委員長:
「昭和おもしろ遊び塾は18回になった。昔のなつかしい遊びを親子や友達と思い切り遊んでいただきたい」
この催しは、子どもたちにみんなで遊ぶ楽しさを知ってもらおうと、実行委員会が毎年開いているもので今年で18回目です。先生は、昭和生まれのおじいちゃんやおばあちゃんたちです。
これは「かっぽ下駄」という遊具。空き缶にひもを通したものではいて歩くと「カッポ、カッポ」と音がします。
こちらは「竹馬」です。お母さんに手伝ってもらいながら乗ってみますが、1人で歩くのはちょっと難しそう…。
正月の遊びと言えば「こま」。どちらが長く回せるかを競います。回せない子も多く、何度も仕切り直していました。
室内では、お父さんやお母さんさんに手伝ってもらいながら、羽根つきで使う「羽子板」や「凧」を作るコーナーも開かれました。
掛け声に合わせて「縄跳び」です。みんなで跳びますが、なかなか続けて跳ぶのは難しそうです。
懐かしい「紙しばい」のコーナーもあります。絵にした民話などを読んで見せるもので、昭和の子どもたちの楽しみでした。
かるた:「よ!寄なっせ!ゆるいの側はぬっかばい!」「世界一の登り窯で焼いた食らわんか碗コンプラ瓶!」
これは方言を使った「波佐見弁かるた取り」。町の歴史や名所を方言を使って「かるた」にしたものです。
このほか輪投げなど遊びは合わせて10種類。約800人が参加しました。
参加した男子:
「楽しい。(Q.どんなところが?)皆と一緒にこういう所で友達関係ができるので」
参加した女子:
「昔のことを学べたり遊べたりして楽しかった」
参加した男性:
「あんまり普段は竹馬とかこまとか遊ぶことがないので、子どもたちと遊べて良かった」
佐世保から:
「俺、昭和か!そうやった!こま(回し)とか、孫たちにうちの奥さんがして(回して)見せていた。楽しそうだった」
この「おもしろ遊び塾」。昭和生まれのおじいちゃん、おばあちゃんにとって孫世代の子どもたちとの楽しい交流の場となっています。