世界的庭園デザイナーが手掛ける長崎市の「三原庭園」の魅力を知ってもらおうと、長崎外国語大学の学生たちがホームページの翻訳に取り組んでいます。
長崎市出身の石原和幸さん(65)がプロデュースした長崎市三原2丁目の「三原庭園」。和洋様々な庭が楽しめます。
その魅力を海外にも伝え、より多くの人に来てもらおうと、三原庭園のホームページを英語と中国語、韓国語に翻訳したページを制作しています。長崎外国語大学の現代英語学科と国際コミュニケーション学科の2年生から4年生までの学生と留学生約50人がカリキュラムの一環で取り組んでいます。
学生たちは、三原庭園の魅力をじかに味わい、翻訳に生かそうと、このほど現地を訪れました。
アメリカ人留学生 ロミオ・パールさん(21):
「アメリカに盆栽が全然ないので、私は見たことがない。とても素敵。ちょっと感動した」
ホームページの翻訳は今年の夏、石原さんが、親交のあるイギリスのチャールズ国王からもらった手紙の返信の翻訳を、長崎外国語大学の学生に依頼し、国王に喜んでもらえたことから今回再び依頼しました。
石原和幸さん(65):
「自分の生まれた街を、庭で街おこしをしたいとを本当に思っていて、そういうことが学生と一緒にやれるということがうれしいし、若い人の目線で発見してもらい、それをヒントにして長崎のいろんな良いところを発信できたら」
副島亜海さん(20):
「長崎とか地方の地域にもいろんな素敵な所があるので、そういう所に来てほしいし、知ってほしい」
アメリカ人留学生 ヒュー・タルマージさん(21)、サービス・マイケルさん(20):
「この場所はアメリカ人は大好きだと思う」「アメリカの友達に来てほしい」
3カ国語に翻訳したホームページは、学期末の来年2月までの完成を目指しています。