長崎県内3病院でワクチン優先接種開始
11日に新たに長崎県内に届いた新型コロナワクチンの医療従事者への優先接種が12日、長崎県内3つの病院で始まりました。玉置佑規キャスター:「きょうから優先接種が始まった長崎原爆諫早病院ではこちらの一般外来の採血室で接種が進められています」。長崎原爆諫早病院では午後2時から1回目の優先接種が始まり、問診を終えた福島院長をはじめ、医師や看護師ら10人がワクチンを接種しました。接種を受けた医療従事者は待合室で15分ほど待機し、2人ペアになって互いに副反応がないか確認しました。長崎原爆諫早病院では今後、医療従事者約200人の接種を予定していて週明け月曜から1日30人から40人に接種していくということです。長崎原爆諫早病院の福島喜代康院長は「受付から接種、待機の手順に慣れてくればスムーズにできるようになるので、これができれば(将来的に一般への)個別接種にも対応できると思う」と話しました。接種したワクチンは医療従事者の優先接種用に国が2週に分けて発送した第1弾の後半分です。このうち12日は、北松中央病院と県島原病院でも優先接種が始まり、11日に届いたワクチンを使う県内8病院では来週水曜までに順次1回目の接種を始める予定です。