【長崎】新型コロナ新たに381人感染 大学サークルでクラスター
長崎県内で15日、新たに381人の新型コロナウイルスの感染が発表された。内訳は長崎市101人、佐世保市98人、諫早市41人、川棚町30人、大村市27人、島原市13人、雲仙市12人、平戸市と佐々町で各11人、南島原市9人、長与町8人、松浦市6人、五島市と東彼杵町で各4人、時津町3人、波佐見町2人、西海市1人の11市6町で381人。うちみなし陽性者は14人。総数は前日14日(土)415の人より34人減り、前週日曜8日585人より204人減った。
年代別では10歳未満86人、10代90人、20代47人、30代54人、40代51人、50代23人、60代19人、70代6人、80代3人、90歳以上2人。14日時点の最大確保病床570床に対する使用率は前日より0.7ポイント増の22.3%。入院患者数は前日から4人増の127人で重症者は0人。自宅療養者は前日比11人増の3529人。
長崎市では1件の新規クラスターが発生した。市内の大学のサークル活動で学生6人の感染が判明。GW中に学生15人で他県へ車4台に乗り合わせ1泊2日の活動を行っていた。他の9人は陰性。長崎市中央総合事務所の20代女性職員(内勤業務)の感染も確認された。発症日から遡って2日前以降、業務上、市民や事業者との接触はないとしている。
佐世保市教委では60代と40代の女性職員(出先機関)が感染した。いずれも不特定多数の市民、児童・生徒との接触がない業務としている。佐世保市総務部(市役所本庁舎)の年代非公表の女性職員も感染した。松浦市では1件の新規クラスターが発生。市内の高齢者施設で職員6人、入所者2人の計8人の感染が判明した。