
開業から1周年を迎えた長崎スタジアムシティ。ホテル7階のフレンチレストラン「LES CINQ SENS(レ・サンクサンス)」がリニューアルオープンしました。
目の前で調理が繰り広げられる「ライブ感」が「レ・サンクサンス」の魅力です。厨房を囲むシェフズテーブルスタイルのカウンターからは、作っている様子を見ながら食事を楽しみ、シェフから料理の説明を受けることができます。「レ・サンクサンス」は、フランス語で「五感」のこと。味覚だけでなく、五感を使った特別な時間が楽しめます。
ここで提供されているのが、長崎の魚と和洋中の要素をフレンチに落とし込んだ「長崎フレンチ」です。低温調理で3時間ゆっくり熱を入れ、やわらかくした県産アワビのパイ包みは、アワビのキモとエスカルゴバターをあわせたトリュフソースで贅沢に。陸上養殖された「そのぎサーモン」をカシス香るビーツのソースを添えて。8品のコースのメインは、香ばしく、うまみをぎゅっと閉じ込めた魚介の炭火焼きです。
田中暢幸シェフ(42)は、平戸市生月町の出身。県外で修業する中で、長崎が誇れるものは「魚介」だと実感したそうです。炭火焼に使う魚介は、シェフ自ら生産者や市場に足を運び選んでいます。
「(お客様に)チョイスいただいたお魚を、シンプルに炭火焼きでお出しするのが私たちの一番の売り」
シェフが目利きした長崎近海の新鮮な魚介の中から、食べたいものを選ぶことができます。選んだ魚をその場で調理していただく。食材選びに参加することで、体験型ともいえるライブ感あふれる特別な一皿になります。この日入ったのは、旬のアマダイ、オオモンハタ、キンメダイ、カマス。高級魚シロアマダイをチョイスしました。肩ひじ張らずに楽しめる、箸で味わうフレンチです。味付けは、対馬の藻塩。炭火が素材の良さを最大限に引き出し、口いっぱいに旨味がひろがります。。
トリュフを削るなど料理の仕上げを自分で体験することもできます。ライブ感満載で長崎フレンチが楽しめるコース「フリュイドメール」は、1万8000円(税込)。利用日の前日午後8時までの予約が必要です。内容は、季節やその日の仕入れによって変わるので、リピートしても新たな発見がありそうです。
LES CINQ SENS(レ・サンクサンス)
住所 長崎市幸町 7-1 スタジアムシティホテル長崎 7F
営業 17:30〜22:00(LO 20:00)
休み 水曜 ※サッカー試合時は営業
電話 0120-1014-77
※テーブル席も有