認知症の行方不明者の家族による団体が(1日)、長崎市で開かれたイベントに出展し、啓発パネルや警察犬の模擬訓練を通じて、認知症への理解を呼びかけました。
長崎水辺の森公園のマルシェイベントに出展したのは、NPO法人「いしだたみ・認知症行方不明者家族等の支え合いの会」です。代表理事を務める長崎市の江東愛子さんの父・坂本秀夫さんは、軽度の認知症で、2023年4月に自宅を出たまま行方不明となり、今も見つかっていません。
行方不明者の捜索に出動する警察犬に関心を持ってもらおうと、県警の嘱託警察犬が臭いをたどってテントに隠れた人を捜したり、不審者を制圧したりする模擬訓練を実演しました。
また、ブースでは認知症と行方不明について、パネル展示や専門家の解説を通じて啓発し、行方不明者の家族支援のためのチャリティー餅つきをしました。
江東愛子さん:
「認知症になることもそうだし、その先の行方不明というところでも、他人事じゃない、本当に隣で起きていることでもあるので、自分たちがそうなったらどうなのかな、ということを、重たいテーマにはなるんですけど、知っていただきたいなと思っています」
行方不明者の捜索は早期の着手が重要として、江東さんは「おかしいと感じたら、すぐに警察に通報して」と呼びかけました。