運転手の人手不足により減便などの影響が出ている長崎バスが、同じく慢性的に人手不足となっている「整備士」に初めてインドネシア人2人を採用しました。
長崎市小瀬戸町の長崎バス整備工場にやって来たのは、インドネシア人のサエフディンさん24歳とレスト・バユ・サプトラさん19歳です。
県内のバス会社がインドネシア人の整備士を雇うのは初めてです。2人はインドネシアで日本語学校に通い、小学校2、3年生程度の読み書きができる日本語能力試験「N4レベル」を取得しています。
初日は工場内を一通り見学して職場の雰囲気を感じていました。長崎バスは約500台のバスを運用しています。現在、60人余りの整備士がいますが、10年ほど前から慢性的に人手不足が続いているということです。
インドネシアからの2人は「特定技能1号自動車整備士」の在留資格を取得していて、ある程度の経験も積んでいます。
サエフディンさん:「インドネシアで実習の修理店で学びました」
2人は会社の借り上げアパートでそれぞれ自炊生活をしながら路線バスで職場に通います。契約はまずは1年間で、最大5年間働くことができますが、家族を日本に呼び寄せることはできません。
サエフディンさん:「初めて日本で働けてとてもうれしいです。毎日日本語も勉強します。がんばります」
レスト・バユ・サプトラさん:「ちょっとわくわくする。でも楽しみです」
長崎バス人事課・渕山紘庸人事係長:「今まで無かった労働力という所にも目を向けていかなければいけないというのが一番大きな要因になってます。まずは日本を好きになってもらって、長崎バスを好きにもなって、その上で力を発揮していただく。そういうところに非常に期待しております」
長崎バスは今後、インドネシア人の採用を増やしていきたいとしています。