豪華絢爛な「寳船」に乗って七福神が諏訪の舞台にやってきました。五番町・鍛冶屋町の「七福神寳船」です。
唯一の女性の神である弁財天をめぐり、6人の男性の神、毘沙門天、布袋和尚、大黒天、寿老人、福禄寿、恵比寿天が恋の駆け引きを繰り広げる個性あふれる踊りを披露しました。
会場から沸き上がる「ショモーヤレ」の掛け声。七福神は「福」や「かじや町」と書かれたハタ(凧)を手に、「長崎ぶらぶら節」の「所望踊り」で応えました。
七福神の華やかな舞に導かれ、登場するのが「寳船」。屈強な根曳たちが勇ましく船を曳き回します。
1番の見せ場は、七福神にちなみ、船を7回転半回す「七福神回し」。
ゆっくりと、軸をぶらすことなく「美しく」。回転を重ねるごとに、その動きは少しずつ、力強さを増していきます。そして、6回転目を過ぎると一気に加速。豪快で力強い、圧巻の大技に会場からは割れんばかりの「ヨイヤー!」の掛け声が響きました。
七福神 毘沙門天・バンダービーン新愛さん(21):「これまで半年間頑張ってきた稽古は裏切らないと思えたからこそ、全力を出し切れたのかなと。これまで頑張ってきたこと自体がお守りのような存在だったのかなと感じています。見てくださっている方に、元気を与えられるような踊りを続けていきたい」
根曳・浦川颯史さん(21):「ワクワクが勝って、楽しく奉納ができた。諏訪神社がうまくいったので、この調子で3日間、全力でどうなってもいいので、終わった後は、駆け抜けたいと思います」