「諏訪神社」の秋の大祭長崎くんちの開幕を前に、諏訪神社で、祭りの成功と安全を祈る「事始神事」が、厳かに執り行われました。
長崎くんちは、踊町が演し物を奉納する10月7日から9日までの3日間に祭りの山場を迎えますが、神事としての祭り期間は、1日から13日(火)までです。
拝殿で宮司が祝詞を読み上げたあと、年番町や6つの踊町の役員らが玉串を捧げ、コロナ禍に3年延期となり、10年ぶりとなる奉納の成功を祈願しました。
上町・上町コッコデショ笹島潮自治会長(71):「10年ぶりということで何もかも初めから一から出直した感じです。山車も新しくなりました。衣装も新しくなりましたので、2回目という感覚はなくて再挑戦という形で挑んでいます」
今籠町・本踊楠本英敏自治会長(80):「一番町なものですから皆、緊張すると思いますけど今の状況だったら観客の方にも踊りが好きな通な方にも喜んでもらえるんじゃないかなと思っています」
7日(水)からの本番を控えた3日(土)は、本番で使う演し物や衣装、楽器、傘鉾などを披露する「庭見世」。
4日(日)は、稽古の仕上がりや準備が整ったことを町の人などに披露する「人数揃い」が各町内で予定されています。
油屋町・川船松尾小太郎自治会長(77):「天気が気になる。予報ではいいような感じがします。新調した船頭衣装、それと豪快な船回し、素朴な網打ちこれを見ていただきたい」
鍛冶屋町・七福神寶船中野信之自治会長(72):「3年延びたからという心配はない。(前回以上に)観客から歓声をもらえるような鍛冶屋町がひとつになってまとまっているので期待している通りの奉納ができる」
一方、踊町が演し物を奉納する「踊り馬場」では、桟敷席の設営が急ピッチで進んでいます。
約2000人を収容する座席の組み上げ作業が行われていて、5日(月)に完成する予定です。
なお、諏訪神社で3回行われる「7日前日・午前の奉納踊」「くんちの夕べ」「9日後日の奉納踊」の桟敷席のチケットは、すでに完売しています。