県と佐世保市が川棚町で進める石木ダム事業を巡り、佐世保商工会議所と市民団体が早期完成を求める要望書を知事に提出しました。
また、事業を巡る7回目の「有識者の意見を聞く場」も開かれ、知事が佐世保市長の意見を聞きました。
午後2時前、佐世保市役所を訪れた平田知事は、佐世保商工会議所の金子卓也会頭と「石木ダム建設促進佐世保市民の会」の寺山燎二会長から、ダムの早期完成を求める要望書を受け取りました。
佐世保商工会議所金子卓也会頭:「これ以上工期を延期することなく、令和14年度(2032年度)完成に向け、事業を着実に推進されますよう、強く要望させていただきます」
石木ダム建設促進佐世保市民の会寺山燎二会長:「将来にわたって安心して暮らせる街であり続けるためにも、安定した水源の確保が必要です」
このあと、平田知事は、宮島市長と面会しました。市長は、水源不足による水道料金の高騰や、工業用水を確保できず企業誘致ができないこと。
それに伴い、若い世代が進学や就職を機に市外に転出していることなど、水源確保の重要性を説明しました。
佐世保市宮島大典市長:「県の皆様とは約半世紀にわたって、この事業を共に進めさせて頂いたところでありますけれども、改めて知事にはこの事業を工期の日程通りに完成するようお願いをさせていただきたいと思いました」
長崎県平田研知事:「(宮島市長は)市政全般を見ておられる立場なので、単に共同事業者というだけではなくて、佐世保市としての様々な事情を踏まえた考えを伺っておきたいと思いましたので、きょう市長からお話を伺ったということです」
平田知事は現在、建設予定地の川原地区に住む反対派13世帯との面会を調整しているということです。