熊本地震からで2カ月。今月、現地に派遣された長崎県警の被災者支援部隊の活動を紹介します。避難所に響くクラリネットの音色。
県警:大岩清花巡査(20):「安らぎになるような演奏をしたいっていう気持ちだけは伝わっていればいいなっていうふうに思います」
9月20日。熊本県八代市の避難所を訪れた長崎県警の被災者支援部隊。
派遣された9人の警察官は、17日から25日までの9日間、避難所で被災者の悩み相談や防犯、安全確保の任務に当たりました。
その一人が、警察官になって3年目、会計課の大岩清花巡査、二十歳です。大岩巡査は今年、県警音楽隊に入隊しました。
防犯や交通安全の広報のため、県内各地で演奏活動をしています。今回の被災地派遣には、特別な思いがありました。
県警・大岩清花巡査(20):「警察官になって音楽隊になりたいというふうに思ったきっかけとして、能登半島の震災の時に音楽隊が演奏してるいる動画を目にしたことがあって、私も同じように演奏して元気づけたいっていうのがあって」
その動画で演奏していたのが、今回、一緒に演奏する県警広報相談課の村田美咲巡査部長(24)です。
県警:村田美咲巡査部長(24):「前回、石川の方に行ったのを見て、音楽隊になったというのを聞いていたので、目指していただいた大岩さんと一緒に被災地でまた演奏できるっていうのはすごくうれしく思います」
大岩巡査は憧れの先輩と一音一音に心を込めて演奏しました。
被災者:「最近落ち込んでいたんですけど、演奏を聴いて、心が晴れました。ありがとうございました」
県警・大岩清花巡査(20):「笑顔で聞いてくださったり、手を揺らして聞いてくださったり、そういうので一体感がある演奏をすることができて、すごく楽しかったです。私がこの目で見た熊本の状況とか、そういうのを伝えていくというのもすごく大事かなと思っていて、私が演奏して元気づけたっていう事実もすごく心に留めておきたいものであるんですけど、やっぱりそういう熊本の方々の苦しんでる声、悲しんでる声というのも、もっと皆さんに伝えていかなきゃいけない、そういう役目があるというふうに思います」
2人は、派遣期間中、9カ所の避難所で演奏したということです。