
国連が定める「国際平和デー(9月21日)」に合わせ、音楽を通じて平和への願いを発信するコンサートが長崎市で開かれました。
ベネックス長崎ブリックホールで開かれた「長崎平和祈念国際音楽祭2026」。
音楽で世界をつなごうと、県内の中高生をはじめ、国内外から集まった10代から90代までの約250人がステージに立ちました。
プロジェクトの総監督・指揮者を務めたのは、青雲高校出身で、ニューヨークを拠点に活躍する指揮者、伊藤玲阿奈さん(47)です。コンサートは、会場に集まった約1100人の観客と出演者、全員による黙とうから始まりました。
第一部では、国連からの公式メッセージが紹介され、伊藤さんと高校生平和大使やナガサキ・ユース代表団のメンバーが「分断から連帯へ」をテーマに意見を交わしました。
ナガサキ・ユース代表団・坂元あゆ子さん:「国際平和デーの日に音楽を通して平和に思いをはせるというコンサートがすごく素敵な最初の一歩になると考えている。そこで出来たきっかけを、対話であったり、慈善的な活動であったり、様々な場所でそのきっかけを生かすことが出来れば」
そしてステージでは、オーケストラ約100人、合唱約150人が平和への願いを込めて音を重ねました。
続いて第二部の「平和祈念公演」。ベートーヴェンの交響曲第9番、いわゆる「第九」から、「歓喜の歌」が会場に響き渡りました。
アンコールでは、出演者全員による「赤とんぼ」でコンサートを締めくくりました。
観客:「とっても素晴らしかった。特に長崎から平和を発信するための平和コンサート、感動いたしました。こういう音楽、文化を通して平和を伝えていくことも大事だなと思った」
学生:「とても緊張はしたが、練習の成果を発揮することができたし、長崎から平和を発信することができた。平和を長崎から発信するという気持ちで心を込めて歌いました」
被爆地・長崎で迎えた「国際平和デー」。音楽を通して平和への思いを共有し、長崎から平和へのメッセージを発信する一日となりました。