
国連が定める「国際平和デー」の9月21日、平和を祈る「第九」のコンサートが長崎市で開かれます。
「長崎平和祈念国際音楽祭」は、ニューヨークを拠点に活躍する指揮者、伊藤玲阿奈さん(47)が総監督を務めます。
青雲高校在学時に被爆者の証言を聞いたことや、中学時代に沖縄戦の戦跡を巡り衝撃を受けた経験が、「第九」、ベートーベンの交響曲第九番の終楽章を演奏するコンサートにつながったといいます。
伊藤玲阿奈さん:「高校時代を長崎で過ごして、友人たちがいるというご縁から始まったんですね。私が、原点ですね、外交官になりたくてアメリカに行ったんですけど、原点を思い出すような活動をしたくて、2023年に始めました」
今年は県内の中高生や、国内外から参加者が集い、オーケストラ約100人、合唱約150人でハーモニーを響かせます。
12日(土)、本番を前に長崎市内で市民合唱団の練習会が開かれました。
伊藤玲阿奈さん:「色んな人と一緒に演奏するから、お互い優しくなろうね、と。文句を言ったりもしないで、いやな顔もしないで、しようね。そういうところから、みんながそれを通じて、平和な心になって、そこからが平和につながるんじゃないかなと思うんですね。これまでクラシック苦手だと思っていた方でも、お越しいただけたらうれしいです。子どもたちから90代の方まで、一生懸命心を一つにして、優しく歌っている姿を、ぜひ見ていただきたいと思います」
当日は、国連からのメッセージ紹介や、学生と平和を考える対話も行われます。
コンサートは21日(月・祝)、長崎市茂里町のベネックス長崎ブリックホールで午後3時から。チケットは全席自由で1500円。未就学児は入場できません。
ウェブサイトなどで購入できます。
(チケット販売場所・「teket」https://teket.jp/18490/73484・絃洋会楽器店・メトロ書店長崎本店・フラワーメイト)