
長引く少雨の影響で水不足が深刻化するなか大村市の園田市長は緊急の記者会見を開き水道の水圧を調整する『自主減圧』を市民に呼びかけました。
牧山貴光記者:「大村市黒木町の萱瀬ダムです。水位が大幅に下がり地面はカラカラに乾いていてひび割れています。むき出しになった茶色の山肌が事態の深刻さを物語っています」
大村市民の生活を支える水源の萱瀬ダム。その貯水率は低下を続けていて、24日時点で33.0パーセントとなっています。
園田大村市長:「9月7日に大村市渇水対策本部を設置し、様々な渇水対策を講じてきたところですが、その後まとまった降雨に恵まれず今後も降雨の見込みが立たないなどより一層水不足が厳しくなることを予想しております」
市民に任意で家庭の止水栓を少し閉めてもらい、水道の水圧を調整する『自主減圧』は県内でも初めての取り組みで、市が給水する全4万6682戸、約9万6000人が対象です。
これにより1日の1世帯当たりの節水効果は200リットルでお風呂1杯分ほどを見込んでいます。止水栓の操作方法は大村市のホームページで公開しています。
園田大村市長:「市民の皆様お一人お一人に自主減圧という形でご協力をお願いするということでございますのでこれは市民の生活に直結するお水をみんなで意識をする取り組みですので、ぜひともご理解とご協力をいただきたいと思います」
大村市は7日、13年ぶりに市渇水対策本部を設置し、18日(金)からは萱瀬ダムからの取水を40パーセント制限しました。
長崎市から1日約1200トンの水の支援を受けていますが、24日から、より一層の徹底した節水対策に取り組みます。
また、佐世保市でも南部地区を中心に19年ぶりとなる減圧給水制限が実施されていて、市民生活や農業への影響が続いています。