佐世保市は、ダムの貯水率が平年を下回り、渇水状況が深刻化していることを受けて、3日から南部地区で減圧給水制限を行うと発表しました。
平年より11日早い7月8日ごろの九州北部の梅雨明け以降、佐世保市では雨が降らない状況が続いていて、市内各地のダムの貯水率が平年を下回っています。
特に、南部で唯一のダム、下の原ダムの貯水率は、2日午前0時時点で「60.7%」と、平年を約35ポイント下回っていて、この状態が続けば、10月5日ごろには、30%まで落ち込む予想です。
市は先月24日、南部と中部地区に自主的な節水を呼び掛ける「渇水レベル4」を発表していましたが、今月1日、南部地区のレベルを「5」に引き上げました。(中部はレベル4)さらに市は、3日午前9時ごろから、南部地区の68町、約4万2000世帯を対象に減圧給水制限を行うと発表しました。(町の一部も含む)
減圧給水制限は2007年以来、19年ぶりです。
佐世保市水道局東隆一郎局長:「減圧ということになってご不便をおかけする分もあろうかと思いますけど、市民と一緒になってこの難局を乗り越えて何とか断水を避けるような形で窮状を乗り越えていきたい」
市は、減圧給水と自主的な節水を合わせることで、大きな効果が出るとして、引き続き節水への協力を呼び掛けています。