厳しい暑さが続いていますが、自覚症状がないうちに免疫力が落ちる「隠れ夏バテ」に注意が必要です。
放っておくと、冬の感染症リスクが高まる恐れも。残暑を乗り切り、冬に備えるための対策を専門家に聞きました。
大学生:「食欲ない日とかあったりするんですけどできるだけ水分補給とかするようにしてます。長崎に帰省してて長崎はもう暑いもんで、それで結構やられて全然食べられなくなっちゃって」
大学生:「新生活始まって自分で自炊とかするんで夏バテが激しいです。朝食べられなかったりとかします。絶対冷房つけてます。(寝る時も?)つけっぱなしです」
自律神経の乱れからくる食欲不振や体のだるさが続く「夏バテ」。実は、涼しい室内でずっと過ごしている人も要注意なんです。
佐藤綾子アナウンサー:「自覚症状がない夏バテもあるということですか?」
今村光秀医師:「今年は結構そういう方が増えてまして、自覚症状がないのに実は体の抵抗力が弱まっている、つまり『隠れ夏バテ』みたいな方が結構増えてます」
福岡市の今村内科循環器内科クリニック・今村光秀理事長によると、「隠れ夏バテ」とはクーラーの使いすぎや冷たいものの取りすぎによる「免疫力の低下」です。
今村理事長:「体が冷えすぎて温まらないまま次の日を迎えると。体温が1℃下がると免疫力が30%落ちるとよく言われるんですね。免疫力が落ちたままの状態がずっと続いて、夜は夜でゆっくりお風呂に浸かればいいけど暑いからシャワーで済ませるかっていう人が増えちゃってそういった方は間違いなく芯から冷え切ってますます体調不良が進んでいくと」
体内の水分が少ないお年寄りや、体温調整機能が未熟な子どもは特に注意が必要です。
27日に季節性インフルエンザが流行期入りした県内。夏の免疫力の低下は冬の感染症にかかるリスクも高めるといいます。
今村理事長:「夏場で十分体の免疫力を蓄えていないと、だんだん涼しくなっていって冬になっていくと一気に風邪をひきやすくなるというのが問題になってきます。体の免疫細胞の7~8割が集まっている腸を元気にすることが大事で、腸にいいような乳酸菌飲料とか、発酵食品、お味噌、納豆、そういうものを十分とると。そういうことがとても大事だと思います」
佐藤綾子アナウンサー:「こちらのスーパーでは日頃の体調管理に注目した商品が並んでいます」
まるたか生鮮市場東長崎店吉岡弘幸店長:「確かに体調を気にされているお客様が購入されています。健康の乳製品、これは毎年毎年売り上げは上がってきてはいます」
大手メーカー「キリンホールディングス」の調べでは、免疫ケア商品の売り上げは、去年6月時点で前年比184.3%。今年の6月も101.5%、今年7月も116%と、毎年、前年比超えの成長を続けているということです。
今村理事長によると、38℃くらいのぬるめの湯船に5分から10分浸かり、体を芯から温めることや、・食物繊維やビタミン、カリウムを積極的にとることも腸を整えて免疫力を高めるのに効果的だということです。