
長崎市は被爆81年を迎える平和祈念式典の概要を発表しました。
今年の8月9日は日曜日。式典は、午前10時45分から1時間、平和公園で営まれます。
気になるのは、日本に接近している台風13号です。市は、例年通り平和公園で開催するか、荒天に備えて会場を出島メッセ長崎に移すのか、6日(木)の午後に判断します。いずれの場合も、座席は去年と同じ2700席を設けます。平和公園で開催する際も、屋内会場として出島メッセ長崎と原爆資料館ホールに座席を設けます。
各国の駐日大使らの参列については、27日時点で、99カ国とEUの代表者が出席を予定しています。
核保有国はイスラエル、イギリス、インド、フランス、ロシアが出席予定で、アメリカ、中国は調整中、パキスタンは欠席です。
北朝鮮など国連に代表部を置く38カ国には去年同様「開催のお知らせ」を送りましたが、現時点で参列の希望はないということです。
一般参列は事前申込制で、定員1200席に対し約1250人の応募があったということです。
児童合唱は、被爆80年の去年は初めて城山小学校と山里小学校の2校の合同でしたが、今年から交互に戻り、山里小が担当します。
当日は午前7時半から午後0時15分まで、平和公園内への入場が規制されます。また、8日から9日まで、平和公園とその周囲約1キロメートルの範囲の上空で、ドローンの飛行が原則禁止されます。
6月、沖縄の戦没者追悼式で高市総理のあいさつ中に会場からヤジや怒号が相次いだことを受け、式典を円滑に進めるため、入場整理券や会場入り口の看板で注意を呼びかける方針です。
長崎市調査課・松下英樹課長:「昨年も少し一部総理の発言の時に不規則発言をするような、長崎市でもそういった事例もございましたので、あと昨今のそういった状況も踏まえてしっかりお伝えしようということで今年載せております」
また、被爆者代表あいさつ「平和への誓い」を務める本村チヨ子さん(87)が会見に出席し、意気込みを語りました。
被爆者・本村チヨ子さん(87):「私の時代は核兵器はなくならない。なくせるはずがないとそういう偏った考えを持っていましたけど、若い人と対話を重ねるうちに、希望が持てる。平和は必ず来る。そういう思いに至りましたのでそのことを式典ではしっかりと伝えたいと思っております」
8月7日に式典のリハーサルが行われます。