県内唯一の甲子園優勝校・清峰を率いる松尾瑛太主将。2年半、チームを引っ張ってきた大黒柱も最後の夏を迎えます。
一躍注目を浴びたのが2年前、2024年の夏。1年生ながら正捕手に抜擢され、長崎総附との準決勝では、ランニングホームランを放ち決勝進出に大きく貢献。決勝戦では、2学上のエース・南投手と共にノーシードから勝ち上がり、創成館に惜しくも敗れたものの、華々しい高校野球デビューを飾りました。
2年目の去年の夏は2回戦で海星に敗れ、短い夏に涙が止まりませんでした。
松尾瑛太主将:「上がいなくなったので、自分がチームを引っ張っていくしかない気持ちにすぐ変わりました」
新チームではキャプテンに就任。去年秋ごろから体重を8kg増やし、打球飛距離がアップ。去年12月に行われた競技会では、打球速度の部門で県内の高校球児で1位タイの149kmをマークしました。そして、5月の会長杯・地区予選では波佐見相手に2打席連続で柵越えのホームランも放ちました。そんな松尾選手には、どうしても負けられない相手がいます。
去年夏の準優勝校、九州文化の投手陣を引っ張る荒木翔斗投手です。小学生の時、荒木選手の声かけで、松尾選手は野球を始め、小・中と共にバッテリーを組んでいました。
清峰3年松尾瑛太主将:「野球を今しているのも荒木の影響もあると思うし、高校離れたのも自分にとっては刺激になる存在」
九州文化3年荒木翔斗選手:「全部自分のことを分かっている感じがするので、(対戦相手だったら)嫌で はあります。自分の出せるものを全部出して、真っ向からねじ伏せに行きたい」
野球の道に導いてくれた幼なじみとの対戦を楽しみに、悔し涙をのんだ2年分の思いを最後の夏にぶつけます。